ロコ・ソラーレが沖縄で初のカーリング教室 藤沢選手ら笑顔で“伝授”


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
カーリングの楽しさを伝えるロコ・ソラーレの藤沢五月選手=24日、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒル(喜瀨守昭撮影)

 2022年北京冬季五輪の女子カーリングで銀メダルを取った、ロコ・ソラーレの選手らによる県内で初めてのカーリング体験会が24日、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒルアイスアリーナで行われた。ロコ・ソラーレからは吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、石崎琴美の各選手、小野寺亮二コーチが参加し、約60人の体験者が南の島でのカーリングを楽しんだ。

 開会式で赤嶺正之南風原町長は「カーリングの魅力や楽しさを体験し、ファンが増えてほしい」と期待を寄せた。沖縄やサザンヒルを舞台にしたカーリング漫画の「南風原カーリングストーンズ」の作者であるなかいま強さんは「思いっきり楽しんでください」と笑顔で呼びかけた。

 体験会では、用具の使い方を指導したり、ミニゲームをしたりして競技を楽しんだ。参加者最高齢の男性=那覇は「生涯スポーツとして、年齢に関係なく楽しめると実感していて、仲間が増えていってほしい」と声を弾ませた。

 体験会終了後、ロコ・ソラーレの選手が会見し、藤沢選手は「カーリングと沖縄はなかなか縁が遠いと思ったが、北京のことやカーリングのことを知ってくれてとてもうれしい」と笑顔で話した。

 (屋嘉部長将)