若年妊娠・出産など女性を支援 山内さんに「輝く女性賞」 沖縄・那覇


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輝く女性賞を受賞したおきなわ子ども未来ネットワークの山内優子代表(右)と、国際ソロプチミスト沖縄の山城美香代会長=15日、那覇市久米

 【那覇】女性と女児の生活や地位向上を目的に活動する国際ソロプチミスト沖縄(山城美香代会長)が15日、地域社会に貢献する人を表彰する「輝く女性賞」を一般社団法人おきなわ子ども未来ネットワークの山内優子代表(75)に贈呈した。那覇市の琉球料理店で贈呈式と山内さんの講話があった。

 講話は「貧困と虐待の現場から」をテーマに、若年妊娠や若年出産した女性を支援する同法人の取り組みを紹介。児童相談所や女性相談所に勤務していた山内さんは約40年前に児童虐待の実態を知り、退職後も子どもの貧困の解決へ尽力する中で、2018年に同法人を立ち上げた。

 LINEで妊娠の相談を受け妊娠検査薬を提供する「若年にんしんSOS」事業や、居住する場所がない妊婦が安心して出産できる宿泊施設などを紹介した。
 (上江洲仁美)