岸本(東洋大)フライ級2連覇 女子ボクシング・関東大学トーナメント


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大会2連覇の岸本有彩=24日、東京都の後楽園ホール(提供)

 女子ボクシングの関東大学トーナメント戦は24日、東京都の後楽園ホールで各階級の決勝が行われた。フライ級の岸本有彩(嘉手納高出―東洋大)は吉原(拓殖大)と対戦し、5―0の判定勝ちで2連覇を達成した。

 序盤、相手があまり手数を出してこなかったため、岸本は自分から積極的に前に出ていった。昨年11月の全日本選手権決勝でも戦った相手で、その時は3―2の判定勝ちだったが、今回は5―0と圧倒した。「この半年間の成長を感じられた試合だった」と振り返った。

 試合の展開に応じた攻撃のパターンを練るなど研究を重ね、技術面の向上を図ってきたという。次は8月に国体九州ブロック大会があり「そこで優勝して、本国体に出場する」と目標を掲げた。

(砂川博範)