座安、サブジュニアで日本新 パワーリフティング九州選手権・93キロ級


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パワーリフティング男子93キロ級のデッドリフトで256キロを挙げてサブジュニア日本新記録を打ち立てた座安健太朗(提供)

 パワーリフティングの第7回九州選手権大会が25日、沖縄県那覇市の県立武道館で行われ、サブジュニア(14~18歳)の93キロ級の座安健太朗(那覇高3年、POWERSPORT所属)がデッドリフトで256キロを挙げ、日本サブジュニア新記録を打ち立てた。スクワット195キロ、ベンチプレス132・5キロのトータル583・5キロと全ての種目で自己最高も更新して初優勝を果たした。

 座安はデッドリフトの第2試技で新記録を達成した。「まだ余力があった。もっといける」と挑戦した第3試技260キロを失敗したものの「練習、姿勢ともに改善できれば記録を伸ばせる」と手応えを語った。

 連覇が懸かる第41回全日本高校選手権大会(7月23日・埼玉県)への出場権を獲得し「九州で前回全日本の記録を全て超えた。今回はデットリフトの日本高校記録を更新し、トータル600キロを挙げて優勝を狙いたい」と力を込めた。

(安里周悟)