青空に映える白いイカ 奥武島でトビイカの天日干し始まる


この記事を書いた人 琉球新報社
青空の下、整然と並んで天日干しされるトビイカ=29日午後、南城市玉城の奥武島(小川昌宏撮影)

 沖縄本島地方は29日、おおむね晴れて気温が上昇し、県内の25観測地点中24地点で真夏日となった。久米島町が県内最高の33度、那覇市内でも今年最高の32.8度を記録した。

 南城市玉城の奥武島ではトビイカの天日干しが始まり、白いイカが整然と並んで強い日差しを浴びていた。天日干しは6月下旬から本格的に始まり、10月ごろまで続く。奥武島漁業組合の担当者(40)は「天気が良い日にしか作れない。大人気なので売り切れの時もある」と話した。
 (小川昌宏、写真も)