重さ500キロの石板に挟まれ男性死亡 読谷村の採石工場、複数の石板が倒れる 嘉手納署が管理状況など調べる


この記事を書いた人 琉球新報社
従業員が産業事故で死亡し、規制線が張られる採石工場=30日、読谷村

 30日午前10時10分ごろ、読谷村の砕石工場で「石材に男性が踏みつぶされている」などと消防を介して、110番通報があった。

 嘉手納署によると、重さ約500キロの板状の石材が複数枚倒れ、会社員の男性(48)が立ち上がった状態で石材と石材の間に上半身が挟まれた。男性は本島中部の病院に搬送された。午前11時43分、死亡が確認された。署は業務上過失致死の疑いを視野に関係者から話を聞くとともに、石材の管理が適切だったのかなど詳しく調べている。