2024芸大・美大進学相談会(主催・琉球新報社、共催・那覇造形美術学院)が2日、那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。芸大や美大への進学を目指す中高生や保護者ら約百人が来場し、試験対策や卒業後の進路などについて大学の教員や職員に相談した。
沖縄県立大学や東北芸術工科大学など県内外の14大学が直接参加し、ほか17大学の資料も配布。
那覇造形美術学院の黄金忠博学院長は「高校生にとって芸術系大学で学ぶことはイメージしにくい」と、大学関係者と直接話をする意義を語った。
うるま市から父親と来場した中学1年の生徒はアニメの絵を描くことが好きで、大学入試の内容、仕事の選択肢などを聞いて回った。進路について「話を聞いて少しイメージが湧いた」と将来に目を向けた。
(西田悠)