【那覇】7月の沖縄県産品奨励月間に合わせ、給食を通して県産食材のおいしさや大切さを理解してもらう取り組みが3日、那覇市立天久小学校(宮里寿子校長、730人)で行われた。県工業連合会の取り組み。同会の古波津昇会長や那覇市の知念覚市長らが参加し、6年1組の児童と一緒に、県産食材がふんだんに使われた給食を楽しんだ。
この日の献立は、黒米ごはん、県産マグロのしょうが焼き、シカムドゥチ、ゴーヤーのサラダ、牛乳。全ての料理に県産食材を使っている。児童たちは喜んで、2度3度とお代わりする子もいた。ある児童(11)は「シカムドゥチがおいしかった」とにっこり。別の児童(11)は「マグロは取れた地域で味が違うと聞いた。これが那覇の味かなと思って食べた」と語った。
古波津会長は「沖縄で取れた物、作った物を食べると、沖縄が豊かになる。地元の物を選んでほしい」と話した。
(岩崎みどり)