次期衆院選、沖縄県議会議長の赤嶺氏が2区から出馬意向 維新が公認へ調整中


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
赤嶺昇氏

 次期衆院選で、沖縄県議会議長の赤嶺昇氏(56)=浦添市区=が沖縄2区から出馬する意向を固めた。日本維新の会が公認候補とする方向で調整を進めている。赤嶺氏は取材に、維新に出馬意向調査票を提出したことは認めた上で「公認については党本部から何も情報が来ておらずコメントできない」とした。

 県議会議員の任期は2024年6月24日まで。任期中に赤嶺氏が立候補すると、議長選挙が行われる可能性がある。

 赤嶺氏はこれまでに複数回、馬場伸幸代表ら維新の幹部らと面談し、出馬について調整を重ねてきた。

 維新は次期衆院選で県内4選挙区全てに公認候補を立てる方針で、すでに同党県総支部幹事長の山川泰博氏(53)を沖縄4区から擁立する方針を固めている。残る1、3区についても公認候補擁立へ調整を続けるとみられる。

 衆院沖縄2区は、社民・新垣邦男氏(67)と自民・宮崎政久氏(57)の現職2氏に加えて、参政党から新人で琉球大学工学部教授の和田知久氏(63)が立候補を予定している。