プロバスケ友利が現役引退 宮古島市出身、元キングス主将でbj初制覇に貢献


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友利 健哉

 プロバスケットボールBリーグ2部の福島ファイヤーボンズは5日、宮古島市出身のガード友利健哉(中部工高―専修大出)の現役引退を発表した。友利はバスケ女子Wリーグの三菱電機コアラーズのアシスタントコーチに就任する。

 友利は1984年8月12日生まれの38歳。2007年に、旧bjリーグに参入した琉球ゴールデンキングスへ入団。08―09シーズンは主将としてキングスを引っ張り、リーグ初制覇に貢献した。その後は富山グラウジーズ、浜松・東三河フェニックス(現三遠ネオフェニックス)、群馬クレインサンダーズで活躍した。

 福島には15―16シーズンに入団し、同じ宮古島市出身の狩俣昌也(長崎ヴェルカ)と一緒にプレーした。茨城ロボッツへの移籍を経て、20年から再び福島に所属した。福島は球団ホームページで「ベテラン選手として行動や言葉で示し、チームメートの精神的な支えになっていた」と友利の活躍を評した。