プロ野球マイナビオールスターゲーム2023の監督選抜選手が5日に発表され、既にファン投票と選手間投票で出場が決まっていた選手に加え、岡本和(巨人)や田中将(楽天)、平良(西武)ら27選手が新たに選出された。14日に両リーグの「最後の1人」を決めるプラスワン投票の結果が発表され、全出場選手が出そろう。
昨オフの現役ドラフトで移籍した大竹(阪神)や細川(中日)に加え、九里(広島)、田中正や加藤貴(ともに日本ハム)、山崎福や紅林(ともにオリックス)らは初めて選出された。42歳の和田(ソフトバンク)は、7年ぶり6度目の出場。山本(オリックス)や村上(ヤクルト)は選ばれなかった。
第1戦は19日にバンテリンドームナゴヤで、第2戦は20日にマツダスタジアムで開催される。
平良、先発転向でも選出
西武の平良は先発転向1年目のシーズンで選ばれ「本当にうれしいこと。先発としても、これだけ評価してもらえるのは自信になる」と実感を込めた。
中継ぎで初出場した2021年から3年連続の晴れ舞台となる。今季は多彩な変化球を駆使するゲームメークが印象的だが、球宴は「1、2イニングくらいだと思うので、真っすぐ一本で投げていきたい」と剛速球による力勝負を宣言した。
(共同通信)