【東京】次期衆院選へ向け、日本維新の会が沖縄県議会議長の赤嶺昇氏(56)=浦添市区=を沖縄2区の公認候補とする方針を固めたことが11日、複数の党関係者への取材で分かった。12日にも党幹部が正式発表する。
複数の関係者によると、赤嶺氏は馬場伸幸代表ら同党幹部と面談を重ね、維新公認候補としての出馬に向けて調整を続けていたという。日本維新の会の県総支部幹部によると、同党は沖縄の4区全てから公認候補を立てる方針で調整を進めている。すでに4区では元那覇市議の山川泰博氏(53)が出馬表明している。
衆院沖縄2区からは、赤嶺氏のほか、新垣邦男氏(67)=社民=、宮崎政久氏(57)=自民=の現職2氏に加え、参政党から新人で琉球大学工学部教授の和田知久氏(63)が立候補を予定している。
(安里洋輔)