ワクワクが待っている!夏ナビ<離島>


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 菜那

猛暑予想の今年の夏、ビーチパーティーやアウトドアキャンプに加えてインドアの楽しみを見つけてみませんか? 小さな子と一緒でも安心の資料館やミュージアムはもちろん、海の魅力を学ぶことのできる施設、沖縄の文化に触れるテーマパーク、昆虫たちの生態を身近に感じる企画展、ゆったり天然温泉などなど盛りだくさんです。雨の日も楽しみの選択肢が広がりますね。ワクワク体験しませんか?

3D映像も楽しめる

★いしがき島 星ノ海 プラネタリウム★

石垣島と離島を結ぶユーグレナ石垣港離島ターミナルにある「いしがき島星ノ海プラネタリウム」。日本最南端・最西端の傾斜型投映式プラネタリウムは超高解像度のプロジェクター2台を駆使して、9メートルあるドーム全天に美しく臨場感あふれる映像を映し出します。九州沖縄で唯一の全天3D映像番組も投映しており、目の前に現れる星たちに手が届きそうです。

夏のオリジナル番組では、てぃんがーら(天の川)にフォーカス。星空解説では、八重山地方の星にまつわる民話や民謡との関係などを盛り込むことで、地域にまつわる文化と天体を分かりやすく紹介しています。

ペアシートを含め46席、上映スケジュールはホームページで確認を。石垣島から見える星空の再現映像はもちろん、地球上から宇宙の果てまで距離も時空も超える宇宙旅行体験を楽しみませんか。

【お問合せ】石垣市美崎町1/TEL 0980(87)9945

八重山をまるっと体感

★石垣やいま村★

石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘にある日本最南端のテーマパークが「石垣やいま村」です。赤瓦の古民家を移築し、八重山の昔の家並みを再現。昔の暮らしや文化、自然を体感できます。

それだけではありません。水牛の池やリスザル園もあります。中でもリスザルへの餌やりは大人気。小さなかわいいリスザルは人なつっこく、人の肩や手に乗ることも。7、8月は子猿が見られる時期でもあります。

ここは交通事故に遭ったカンムリワシのリハビリ施設となっているため、保護ケージ内のカンムリワシを見ることもできます。

ラムサール条約に登録された名蔵アンパルの散策路もあり、シオマネキやトントンミーなど希少な動植物を観察することができます。散策路はウッドデッキでできているので、足が汚れることがなく、自然への負荷も最小限に抑えられています。

【お問合せ】石垣市名蔵967-1/TEL 0980(82)8798

服を着たまま海中散歩

★宮古島海中公園★

子どもからお年寄りまで誰でも普段着のまま海中世界に触れることができるのが、宮古島市平良の「宮古島海中公園」。島の北側の透明度の高い海に面する施設です。

入り口から地下に通じる階段を降りると、水深3~5メートルの場所にあるのが、海中展望台。24個の窓からは美しい宮古島の海の中を見ることができます。普段なら潜らないと見ることができないカラフルな熱帯魚やタコを水の中に入らずに見られるのは不思議な感覚。

ここで確認されている魚は140種類以上。夏のこの時期はオヤビッチャ、カクレクマノミ、ヒメアイゴがよく見られます。そのほかロウニンアジ、サメなど80種類ほどの魚がやって来ます。どんな魚に会えるのか楽しみですね。

夏休み期間中はフォトコンテストや水槽の生き物人気投票も開催しています。

【お問合せ】都島氏平良字狩俣2511-1/TEL 0980(74)6335