“ときめく”甘酸っぱさ 本部町産アセロラでアイスクリーム 沖縄明治、業務用で発売開始


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
本部町産アセロラのアイス発売をPRする仲田和男沖縄明治乳業社長(左から2人目)や平良武康本部町長(左端)ら=13日、本部町役場

 【本部】沖縄明治乳業(仲田和男社長)は14日、本部町産アセロラを使用したアイス「4Lときめくアセロラ」を発売する。鮮やかな色と甘酸っぱさが楽しめるシャーベットに、ヨーグルト味のアイスを合わせた。業務用として、手始めに本部町の海洋博記念公園(美ら海水族館)と那覇市の首里城公園で販売する。

 カップやコーンでの利用を想定し、ホテルビュッフェのデザートなどへの販売拡大を検討する。4リットルで3個入り。

 13日、本部町役場で開かれた記者発表会で仲田社長は「沖縄らしい商品を目指して開発を進め、本部の農家の協力を得て完成した」と経緯を説明した。

 平良武康本部町長は「地元に根差す商品に心がときめいている。観光客をもてなす観光商材として全県に広めたい」と話した。

 アセロラアイスの商品開発を提案したという沖縄美ら島財団の花城良廣理事長は「レモンの34倍のビタミンCが含まれ、甘い香りがあって色合いもいい」とアピールした。
 (増田健太)