琉球新報社 
【うるま】うるま市議の天願浩也氏が、当選を無効にすると裁決した県選挙管理委員会に取り消しを求める訴訟の第一回口頭弁論が20日、福岡高裁那覇支部（三浦隆志裁判長）で開かれた。同日結審し、判決は8月31日に言い渡される。
天願氏は2022年10月のうるま市議選で最下位当選した。2票差の次点だった伊礼正氏が当選効力に関してうるま市に異義の申し出を提起していた。票を再集計し県選管は天願氏の当選を無効と裁決した。
県選管は再集計方法が適切であったことを主張するが、天願氏は「不公平であり、得票の有効無効の判断に誤りがある」と訴えている。
（金盛文香）
