台風5号 八重山で警報級大雨のおそれも 26日から27日にかけ沖縄地方に接近も


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
台風5号の予想進路図(23日午後3時現在。気象庁サイトより)

 台風5号は23日午後3時現在、フィリピンの東の海上にあり、時速10キロの速さで西北西に進んでいる。暴風域を伴っており、今後発達しながらフィリピンの東を北西へ進み、非常に強い勢力となって26日から27日頃にかけて沖縄地方に接近するおそれがある。

 沖縄気象台は、今後の台風の進路や気象情報に注意するよう呼びかけている。

 台風の影響で、沖縄地方は25日から次第にうねりを伴いしけとなり、台風の進路によっては、25日から28日ごろにかけて大しけとなる見込み。

 

気象衛星ひまわりの画像(23日午後6時30分。気象庁サイトより)

 先島諸島では26日から27日ごろにかけては、猛烈なしけや暴風となるおそれもある。27日ごろにかけては、八重山地方を中心に警報級の大雨となるおそれがある。

 台風の中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。半径440キロ以内では、風速15メートル以上の強風が吹いている。

 (慶田城七瀬)