「沖縄の反基地運動は国際的にも注目」 米国DSAのダルボン氏が来県し会見


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民主主義的社会主義者(DSA)のメンバーで、名護市辺野古の新基地建設運動に反対する活動をするジェラルド・ダルボンさん(中央)=26日、県庁

 米国の民主党左派やプログレッシブ(進歩派)議員団に影響力がある民主主義的社会主義者(DSA)メンバーのジェラルド・ダルボンさん(28)が26日に来県し、県庁で会見を開いた。県ワシントン事務所と連携して名護市辺野古の新基地建設に反対する声を米連邦議会に広めているというダルボンさんは「沖縄の反基地運動は国際的にも注目されている。今後とも新基地建設をストップできるように活動を継続したい」と話した。

 DSAは全米50州全てに233の支部を持ち、連邦議員5人、州議会議員50人、市議会議員119人を誕生させたという。支援する連邦議員の中には民主党進歩派の有力者オカシオコルテス下院議員も含まれる。玉城デニー知事は3月に訪米した際、オカシオコルテス議員と面談していた。

 ダルボンさんはZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の招へいで来日した。
 (梅田正覚)