FAXの利用廃止を推進する中…沖縄労働局、個人情報を漏えい 年金番号やマイナンバーなど


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沖縄労働局

 沖縄労働局は27日、ファクスの送信先を誤ったことで個人情報の漏えいが発生したと発表した。漏えいしたのは事業場役員の生年月日や基礎年金番号、マイナンバーなど。当該役員など関係者には19日までに謝罪したという。同局は誤送信先以上の外部流出はないとしている。

 同局によると、14日に労働保険徴収室の職員が労働保険事務組合の担当者に誤ったファクス番号を伝達し、気付かないまま事業場の証明書などが送信された。18日に誤送信を受けた第三者から電話連絡があり発覚した。書類はシュレッダーで破棄したという。

 同局はファクスの利用廃止を推進している中で職員が安易に利用を認めたとして、利用廃止を徹底するなど再発防止を図るとした。
 (謝花史哲)