沖電、9月の家庭用電気料金439円引き下げ 天然ガス価格下落を反映


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 大手電力10社が28日発表した9月の家庭向け電気料金は、北海道と東北、東京、中部、北陸、中国、四国、沖縄の8電力が8月と比べ値下げとなった。

 火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)などの輸入価格の下落を反映させた。大手都市ガス4社も全社が引き下げる。

 標準家庭の月額電気料金の下げ幅で最も大きいのは沖縄の439円で、中国の341円、中部の304円と続いた。東北は299円、東京は263円、北陸と四国は239円、北海道は212円値下げする。

 関西、九州は据え置いた。燃料価格の上昇分を料金に上乗せする「燃料費調整制度」の上限に達した状態が続いているため。

(共同通信)