新宿に響くエイサーの音 節目の20回目、まつりにぎわう ガレッジ・ゴリさん「第2の本場に」 東京


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節目の20回を迎え、開催された新宿エイサーまつり=29日、JR新宿駅東口前

 【東京】第20回の節目を迎えた新宿エイサーまつり(同実行委員会主催)が29日、新宿駅周辺で開かれた。県内外から20を超える団体が演舞。太鼓の音を新宿の街に響き渡らせ、沖縄色に染めた。

 開会式で同まつり実行委員の髙野吉太郎会長は「節目の大会を迎え、まつりを主催してきた先人に感謝し、きょうは沖縄の皆さんと一緒に楽しみたい」と呼びかけた。

 特別ゲストでお笑いタレントのガレッジセールのゴリさんは「地元からも出場を希望する団体がいて新宿は第2のエイサーの本場になりつつある」と語り、2002年に始まった節目のまつりに祝辞を送った。

 関東のエイサー団体のほか、県内からは屋慶名青年会が出演した。森根伶凪さん(17)は「この日のために練習を重ねて来た。めっちゃ暑いけど満足のいく踊りができた」と話した。まつりでは4年ぶりに夜の部も復活。多彩な演舞を繰り広げ、にぎわう街へ沖縄を発信した。

(斎藤学)