有料

浦添市で6件のマイナひも付け誤り 同姓同名の別人を登録


この記事を書いた人 琉球新報社

 【浦添】浦添市は7月31日、マイナンバーの登録作業で、6件のひも付け誤りがあったと市ホームページで発表した。ことし6月に他市から、「在住住民から、浦添市の課税情報が表示されていると連絡があった」と報告を受け、発覚した。市は「ひも付け誤りによる個人番号、氏名等の個人を特定できる情報の流出はない」とし、松本哲治市長のおわび文を掲載した。

 市は2017年7月12日に住登外者(住民基本台帳に登録されている住民以外の、宛名登録者)のマイナンバーを一括登録した。その際他市在住住民に、同姓同名で同じ性別、生年月日の市住登外課税者(住民票は他自治体にあるが、市内で商売を営むなどし課税対象となる人)が、誤ってひも付けされた。

 ミス発覚を受け、市は住登外課税者435人と、2017年7月12日に登録した住登外者174人を精査し、他市から連絡を受けて見つかった1件を含む、計6件のひも付け誤りを確認した。今後、住登外者として登録した約4千件についても、ひも付け誤りがないか確認作業をする。
 (藤村謙吾)