那覇、糸満、豊見城、南城、八重瀬町に土砂災害警戒情報 台風6号、20人が負傷、680人が避難(2日午前9時現在)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
強い風で柱が倒れ損壊したガレージを修復する消防隊員ら=2日午前9時45分ごろ、本島南部

 大型で非常に強い台風6号の接近により、1日夜から2日朝にかけて県内各地で倒木や冠水などの被害が発生している。

 本紙が県内各消防に確認したところ、2日午前9時までに強風などの影響で少なくとも20人が負傷した。暴風警報が解除された南北大東村と与那国町を除く県内38市町村が避難所を開設しており、午前9時時点で、少なくとも計680人が避難している。

 市町村別の避難者数は那覇市が避難所9カ所に計117人、沖縄市が3カ所に87人、与那原町が1カ所に61人、うるま市が4カ所に54人などとなっている。

 一方、大雨の影響で、県と気象台は2日午前3時43分、那覇、糸満、豊見城、南城の4市と八重瀬町に土砂災害警戒情報を発表した。