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中城湾港新港地区の延伸整備を要請 地元の推進協議会が国交省へ支援求める


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中城湾港新港地区「東ふ頭岸壁」の延伸整備などを求める要請書を稲田雅裕港湾局長(右から2人目)に提出する中村正人うるま市長(同3人目)、桑江朝千夫沖縄市長(同4人目)=2日、国土交通省

 【東京】中城湾港開発推進協議会(会長・中村正人うるま市長、副会長・桑江朝千夫沖縄市長)などは2日、国土交通省で稲田雅裕港湾局長と面会し、中城湾港新港地区「東ふ頭岸壁」の延伸整備、沖縄市泡瀬沖で進められている東部海浜開発事業の早期完成に向けた支援などを求めた。

 中村会長、桑江副会長らは2024年度の沖縄関係予算の概算要求に向け、中城湾港新港地区事業、東部海浜開発事業それぞれへの支援を求める要請書を提出した。

 稲田氏は「中城湾港新港地区については、クルーズ船の受け入れなどさまざまなニーズがあると考えている」と述べ、支援に前向きな姿勢を示した。桑江氏は「事業は順調に進んでいる。スピード感を止めることなく引き続き支援をお願いしたい」と述べた。台風6号を受けたインフラ施設への被害が予想される点も踏まえた継続的な支援を求めた。
 (安里洋輔)