挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介(7) 當銘、宜野座、眞喜志


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 8月6日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会(夏の甲子園)。県代表の沖縄尚学は夏としては2年ぶり10度目となる夢の舞台に立つ。登録選手20人を紹介する。


(18)當銘雄人外野手

當銘雄人(とうめゆうと)外野手

 外野3ポジションを守れる。野球を始めたのは小学3年生の頃だ。中学までは投手で腕を鳴らした。肩が強く遠投も得意だ。夏の甲子園では「ベスト4を目指しているが、最終的には優勝できればいい」と目標を高く掲げる。場の雰囲気を和ませるのが好きでチームの潤滑油となっている。野球は「自分の人生においてやっていて良かったもの」と考える。170センチ、右投げ右打ち。豊見城中出。

(19)宜野座恵夢捕手

宜野座恵夢(ぎのざえいむ)捕手

 小学生の頃から捕手を務める。現在1年生。2年前の甲子園に沖縄尚学が出場した際、宜野座中の先輩が名を連ねているのを見て、「自分も活躍したい」と同校進学を決めた。高校野球では硬式を使うため、投手の球がショートバウンドする時にまだ恐怖心がある。「今、克服している最中」と成長を誓う。174センチ、右投げ右打ち。漢那小時代は漢那イーグルスでプレーした。宜野座中出。

(20)眞喜志拓斗遊撃手

眞喜志拓斗(まきしたくと)遊撃手

 遊撃を守る1年生。現在オリックスに所属し、当時興南のエースだった宮城大弥と沖縄尚学の主将水谷留佳が対決した2019年の県夏季大会決勝を見て、沖尚進学を決めた。小中では投手を務め、美里中時代はエースとして全国大会8強入りも経験した。沖尚について「チームが一丸となった時の勢いがすごい」と語る。甲子園では「試合に出たら、積極的な守備で貢献したい」と意気込む。

 (おわり)