首里城ナンバー、10月から街頭へ 沖縄総合事務局が交付日を発表 来月25日に事前申し込み開始


この記事を書いた人 琉球新報社
首里城正殿やシーサーを用いた沖縄県の地方版図柄入りナンバープレート。画像はフルカラーの自家用自動車バージョン(提供・国土交通省)

 沖縄総合事務局は8日、地域の観光資源などをデザインした地方版図柄入りナンバープレートとして、首里城とシーサー、那覇市花ブーゲンビレアが描かれたデザインのナンバープレートを県内で10月23日から交付すると発表した。事前申し込みは9月25日から始まる。交付の料金は8月下旬ごろに公表する予定。

 沖縄のデザインについては、首里城復興の取り組みの一環で首里城の図柄を使うデザインを公募。集まったデザイン案から県民の人気投票で選んだ。国交省で視認性などを確認した上で決定した。

 新車や中古車の購入時だけでなく、現在乗っている車も番号を変更せずに図柄入りに変更できる。モノトーンだが、交付料金に加えて千円以上の寄付をするとフルカラー版を選べる。寄付金は県内の地域交通のサービス改善や観光振興などに充てられる。
 (沖田有吾)