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沖尚、攻撃力アップへ練習 次戦に向け打撃中心に汗 「1点ずつ積み重ねる」


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初戦突破から一夜明け、打撃練習で汗を流す沖縄尚学の選手たち=12日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場(小川昌宏撮影)

 11日の第105回全国高校野球選手権記念大会第6日第1試合で、いなべ総合(三重)と初戦となる2回戦を戦い、3―0で下した沖縄尚学は勝利から一夜明けた12日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で全体練習を行った。トスバッティングやフリーバッティングなど打撃中心のメニューをこなし、汗を流した。

 初戦は序盤で取った3点のリードを守り切ったが、中盤以降は追加点を挙げられなかった。比嘉公也監督は12日の練習後、「緩い球に泳がされていた。きちんと体に引きつけて、ライナー性の打球を放つことを意識しながら練習している」と対策を練った。

 センターから逆方向へ打ち返すことを徹底し、どんなタイプの投手が相手でも切り崩せる対応力を身につけるつもりだ。主将の佐野春斗は「先制した後、追加点を取っていかに自分たちを楽にできるかが課題。1点ずつ積み重ねる野球をしていきたい」とさらなるレベルアップを誓った。

 3回戦となる次戦は大会第10日(15日)の第1試合(午前8時開始予定)で、創成館(長崎)と8強を懸けて戦う。

(砂川博範)