夏の全島闘牛 黒獣王が初防衛 軽量級は彪獣王が新王者に 沖縄・うるま市


この記事を書いた人 アバター画像 仲井間 郁江
第11回夏の全島闘牛大会の封切り戦で、激しく突き合う闘牛=13日午後1時過ぎ、うるま市石川多目的ドーム(喜瀨守昭撮影)

 【うるま】沖縄闘牛の2大タイトルの中量級(950キロ以下)と軽量級(850キロ以下)の王者を決める第11回夏の全島闘牛大会(沖縄県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が13日、うるま市石川多目的ドームで開催された。大勢の闘牛ファンが客席を埋め尽くし、立ち見客も現れた。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの夏の全島大会となった。

 シーの一番の中量級は、黒獣王(くろじゅうおう)が挑戦牛の闘勢心玖瑠(とうせいくくる)を14分24秒で退けて初防衛を果たした。黒獣王は12戦全勝とした。

 シーの二番の軽量級は、徳之島産の彪獣王(とらじゅうおう)が10分10秒で常勝会テスリ華梨(かりー)を退けて新王座に就いた。シーの3番は素早い打撃戦を制したしんちゃんが1分21秒で亜華梨豪鬼(あかりごうき)を退けて勝利した。