有料

渡辺雄、富樫勇樹らが日本代表へ バスケW杯 渡邉飛(キングス)ら外れる


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
渡邉飛勇

 日本バスケットボール協会は14日、東京・有明アリーナで15日から行われる男子日本代表の強化試合に臨むメンバーとして、米プロリーグNBAサンズの渡辺雄や、富樫(千葉J)河村(横浜BC)富永(ネブラスカ大)ら12人を発表した。ホーバス監督は25日開幕のワールドカップ(W杯)に、この12人で臨むと明らかにした。

 最年長33歳のベテラン比江島(宇都宮)も選ばれ、国籍を変更した選手では米国出身のホーキンソン(SR渋谷)が入った。Bリーグ2部(B2)のチームからも井上(越谷)と川真田(滋賀)が選出された。一昨年の東京五輪を経験しているのは渡辺雄、富樫、馬場、比江島の4人。

 東京都内で取材に応じたホーバス監督は「チームに入れるかどうかの重圧が結構あったと思うが(メンバー決定で)みんな落ち着いた感じ。最高のチームをつくりたい」と述べた。直前合宿のメンバーから右肩を負傷した渡邉飛(キングス)ら3人が外れた。

 W杯は来年のパリ五輪予選を兼ね、日本はアジア最上位に与えられる出場権の獲得を狙う。

 日本は15日にアンゴラ、17日にフランス、19日にスロベニアと強化試合で対戦。25日にドイツとのW杯1次リーグ初戦(沖縄アリーナ)に臨む。

 バスケットボール男子W杯に臨む見通しとなった日本代表は次の通り。

 富樫勇樹、原修太(ともに千葉J)河村勇輝(横浜BC)比江島慎(宇都宮)渡辺雄太(サンズ)馬場雄大、西田優大(三河)ホーキンソン・ジョシュ(SR渋谷)富永啓生(ネブラスカ大)井上宗一郎(越谷)吉井裕鷹(A東京)川真田紘也(滋賀)
(共同通信)