
那覇署、那覇地区防犯協会、那覇地区金融機関防犯連絡会は15日、年金の支給日に合わせて、那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイスで特殊詐欺被害防止を呼びかける広報活動を実施した。同署の特殊詐欺被害防止PR大使を務める、UFCファイターの平良達郎選手(ザ・パラエストラ沖縄)や防犯ボランティアら約20人がチラシやうちわを利用客に配り、詐欺に警戒するよう呼びかけた。
平良選手は「年金を受ける人を狙う詐欺があることを多くの人に知ってほしい。特殊詐欺には気をつけましょう」と注意を促した。
那覇署によると、2023年1~6月末に県警が認知した特殊詐欺事件は23件、被害総額は約1億4千万円と半年間でこれまでの年間最高額を上回っている。同署は「不審な請求を受けたら絶対に一人で悩まず、警察に相談するように」と注意喚起している。
(西田悠)