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泡盛と出会うきっかけに 酒造3社が「炭酸割り」PR 24、25日、那覇で合同イベント


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久米島の久米仙の島袋正也社長(左)、比嘉酒造の比嘉周平専務(中央)、菊之露酒造の下地一盛社長=18日、那覇市の県庁記者クラブ

 久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)、比嘉酒造(読谷村、比嘉兼作社長)、菊之露酒造(宮古島市、下地一盛社長)の3社合同イベント「泡盛感謝祭2023」が24、25日の2日間那覇市の沖縄タイムスビル1階エントランスで開催される。各社の商品を炭酸で割ったオリジナルメニューが全品1杯200円(税込)で提供される。

 3社が合同でイベントを開催するのは初めて。菊之露酒造の下地社長は「出荷量がほぼ近いことから普段はライバル関係にあるが、コロナの影響で県経済が落ち込み、泡盛の出荷量もコロナ前の水準には戻っていない中、協力して泡盛の普及に努めることになった」と説明した。

 炭酸割りにメニューを絞った理由について久米島の久米仙の島袋社長は「若い世代にも泡盛の魅力を知ってもらうため、3社で話し合い、ロックや水割りよりも飲みやすく、トマトやゆずなど味わいも多様なメニューをそろえた。若者が泡盛と出会うきっかけになれば」と話した。

 開催時間は午後4時~8時。入場無料。各社の商品が当たる抽選会やキッチンカーなども予定されている。

(普天間伊織)