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那覇―粟国空路、村「負担割合を県2、村1に」 赤字負担の減額を沖縄県に要望


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粟国村役場(資料写真)

 粟国村と同村議会は17日、沖縄県議会に粟国・那覇間航空路線の赤字負担金割合減額を求める要望書と要望決議書をそれぞれ提出した。同村の高良修一村長と同村議会の与那城義幸議長が赤嶺昇県議会議長に手渡した。

 同路線の2022年度赤字額が約1億3千万円見込まれているものの、不定期運航のため国の支援が得られない状況にあり、23年度から村と県が1対1の割合で赤字補填(ほてん)する必要がある。要望書では「本村のぜい弱な財政基盤では折半分約6500万円は多大な負担」として定期路線における負担割合を「県2、村1」とするよう求めた。

(佐野真慈)