沖尚4強ならず 甲子園


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沖縄尚学―慶応 準々決勝で敗れ、スタンドへのあいさつの後、くやしさをにじませてベンチに戻る佐野春斗主将(左から4人目)ら沖尚の選手たち=19日、兵庫県の阪神甲子園球場(小川昌宏撮影)

 第105回全国高校野球選手権記念大会第12日は19日、兵庫県の阪神甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、県代表の沖縄尚学は第1試合で慶応(神奈川)と戦い、2―7で敗れた。夏の甲子園で同校初となる4強入りは果たせなかった。

 沖尚は四回、主砲の仲田侑仁が左翼席へ2点本塁打を放ち先制。投げてはエース東恩納蒼が五回まで被安打3の好投を見せた。だが六回、慶応の強力打線に捕まり一挙6失点。代わった儀部皓太朗も七回に1点を許し、差を広げられた。沖尚はその後も追加点を挙げられず、追い付けなかった。 (砂川博範)