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1校1国、生徒らがエール 沖縄市の小中学校がバスケW杯応援プロジェクト


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図書館利用者らにFIBAバスケットボールW杯の開幕をアピールする1校1国応援の大型メッセージボード=8月9日、沖縄市立図書館

 【沖縄】「ちばりよー」。児童、生徒も全力応援―。沖縄市教育委員会は、25日から沖縄アリーナで開催されるバスケットボールワールドカップ(W杯)に向け「1校1国応援プロジェクト」を企画した。応援のメッセージボードが8日から、市立図書館で展示されている。

 教委ではW杯は世界の子どもたちとの交流、国際的感覚の創出の機会ととらえ、これまで学校給食で出場国の応援献立や、同じ予選ラウンドが行われるインドネシアとのオンライン交流会を実施している。

 1校1国応援メッセージボードはその一環。市内の小中学校に出場国を振り分け、児童会、生徒会が参加国の「歓迎」「頑張れ」などといった言葉に日本語訳を添え、選手名や調べ学習した各国の特徴をカラフルなイラストで描いている。

 市立図書館では入り口正面のガラス壁面に展示。大型ボードだけに目立ち、開幕間近のW杯をアピールしている。大会直前には市役所ロビー、期間中は宿泊ホテルなどでの展示を予定している。(岸本健通信員)