沖縄県警は21日、県警職員のサイバーセキュリティー能力の向上を図るため、サイバーセキュリティー専門企業・川口設計社長の川口洋氏(45)を県警初の県警サイバー事案対策アドバイザーに委嘱した。任期は2年間。情報通信技術に関する最新情報の提供や、サイバー事案対策に関する講演・訓練などを行う。
昨年10月にサイバー攻撃を受けた那覇市立図書館が書籍の貸し出し不能になるなどして、サイバー事案への対策強化の重要性は高まっている。警察庁が民間有識者の知見活用を各都道府県警に指示していることも踏まえて、アドバイザーを委嘱した。