沖縄DFS社長「富裕層が来る島」宮古島に免税品受け取り窓口をオープン


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ピックアップカウンターの開設を祝いテープカットするリチャード・グスタフソン社長(中央)、座喜味一幸宮古島市長(右)、宮古空港ターミナルの下地義治社長=23日、宮古空港

 【宮古島】免税店運営の沖縄ディーエフエス(DFS)は23日、宮古島市の宮古空港と下地島空港に同社で購入した商品が受け取れるピックアップカウンターを開設した。県内にあるピックアップカウンターは那覇空港を含め3カ所となった。

 保安検査場を過ぎた搭乗口付近に設置された。「Tギャラリア沖縄byDFS」(那覇市おもろまち)やネット上のDFS沖縄オンラインショップなどで購入した商品を受け取れるようになった。

 同日、両空港でテープカット式が開かれ、関係者が出席した。座喜味一幸市長は「今回の開設で、来島者に快適なショッピングを楽しんでもらい、市での滞在を充実してもらうことを期待している」とあいさつした。

 沖縄DFSのリチャード・グスタフソン社長は「2019年のデータでは、来県者の約25%が宮古島や石垣市に来ている。富裕層が来る宮古島などにビジネス展開することに価値がある」と開設を喜んだ。
 (友寄開)