8月25日から沖縄市の沖縄アリーナなどで開幕するFIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)に合わせ、沖縄市がさまざまなイベントを企画している。
期間中の週末の8月26、27日と9月2、3日は、沖縄市の文化を凝縮した「KOZA FES(コザフェス)2023」がコザ・ゲート通りを交通規制して開催される。ORANGE RANGEやかりゆし58、ディアマンテスなどのアーティストがライブをするほか、市内青年会によるエイサー、五輪金メダリストの喜友名諒さんの空手演武など、沖縄市を中心にさまざまな団体が出演する。3人制バスケ「3×3」やダンスバトルなどもある。
期間中は沖縄こどもの国が無料開放され、試合がパブリックビューイングされる。会場ではW杯共催国のフィリピン出身のメンバーで構成されたPryzm(プリズム)のライブや、さまざまな伝統芸能団体による公演、琉球ゴールデンキングスの山城吉起さんのトークショーなどイベントがめじろ押しだ。
沖縄市の花城博文経済文化部長は「国際大会を自分たちでできるということを示し、シビックプライドを醸成したい。W杯をレガシーにする」と狙いを語る。
コザフェスはシャトルバスが沖縄こどもの国、REF沖縄アリーナbyベッセルホテルズ、市農民研修センター、泡瀬漁港から運行する。問い合わせは沖縄市観光スポーツ振興課098(923)3475。