中国が尖閣諸島周辺などで設けた禁漁期間が16日に明けたことに関し、第11管区海上保安本部の島谷邦博本部長は24日、解禁日以降、尖閣周辺の接続水域で1日当たり数十隻から百数十隻程度の中国漁船を確認していると明らかにした。
警備体制を強化しているとした一方で、同日までに領海に侵入した違法操業は確認されていないとした。
24日の定例会見で答えた。同日午前7時現在には、約150隻の漁船を確認したという。
中国漁船は尖閣諸島の北側から西側の接続水域周辺に集まっているという。領海に接近する外国漁船には警告するなどの措置をする方針を示した。