中国駐福岡総領事館の律桂軍総領事らが25日、沖縄県庁に玉城デニー知事を訪ね、地域間交流促進などの重要性について意見を交わした。
玉城知事は、7月に日本国際貿易促進協会(国貿促)の訪中団の一員として中国・北京を訪問。李強首相と面談し、沖縄と中国を結ぶ直行便の再開や訪中ビザ取得の簡素化を要望した。沖縄と歴史的に深い関係がある福建省・福州市を訪れた。律氏は知事の訪中について「より多くの人に沖縄と中国の文化的、歴史的な交流の深さを認識してもらえた」と話した。
律氏は「沖縄は新時代の万国津梁として、東アジアや世界の貿易、文化交流、人材交流の架け橋的な役割を果たしてほしい」と期待した。
(沖田有吾)