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島の舞、世界の選手を歓迎 子ども達がバスケW杯オープニングセレモニー 沖縄アリーナ


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オープニングセレモニーで創作舞踊を披露する出演者ら=25日夜、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 沖縄アリーナでの日本代表の試合開始前、オープニングセレモニーに県内の子どもたちが出演した。伝統的なエイサーや琉球舞踊と現代的ダンスを融合した演舞を披露し、沖縄の空と海を表現した。セレモニーには小学5年~中学3年生らは45人が出演。出場国の国旗が周囲に掲げられる中、最後は全員で「シンカヌチャー」を踊り、会場は大盛り上がりとなった。

 自らも出演した演出家の平田大一さんは「めんそーれ。世界のシンカヌチャー(仲間たち)!」と声を張り上げた。

 琉装で出演した沖縄市の島袋美癒音(ちゅいん)さん(13)は「みんなで毎週練習してきた成果を見せられて感動している。小さな島の琉舞や獅子舞を世界に発信できてうれしかった」と笑顔で話した。

(梅田正覚)