バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)で世界ランキング36位の日本代表は27日、1次リーグE組の第2戦で同24位のフィンランドと対戦する。26日は沖縄市体育館で調整した。25日の初戦のドイツ戦は敗れたが、取材に応じた最年長33歳の比江島(宇都宮)は「誰一人下を向かず、しっかり次の試合に切り替えられたと思う。3点シュートが入れば、勝てるという共通認識がある」と手応えをのぞかせた=写真。
フィンランドはNBAジャズの得点源として活躍する213センチのマルッカネンが軸。比江島は「スピードもある。マルッカネンだけではない」と話し、サリン(テネリフェ)らシューター陣も警戒した。
29日の1次リーグ最終戦は世界ランキング3位の強豪オーストラリア。1次リーグ突破に望みをつなぐため、フィンランド戦は落とせない試合になる。
比江島は5戦全敗だった19年W杯や3戦全敗の東京五輪に比べ「今回の方が(チーム力に)手応えをつかんでいる」とし、必勝を期した。
(共同通信)