「小遣いのため」 無人の野菜販売所の料金箱を壊し1000円盗む 容疑で男逮捕 八重山署


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 八重山署は25日、石垣市新川の野菜無人販売所で、設置されていた木製の料金箱をバールで破壊し、現金千円を盗んだとして、窃盗容疑で農業法人の会社員の男(62)=同市=を逮捕した。「小遣いにするために盗んだ」と容疑を認めている。

 同署によると、市内では今年5月ごろから、野菜無人販売所を狙った窃盗事件が相次いでいて、「大切に育てた野菜の対価が奪われショックだ」などと、農家から署に被害申告が複数あった。犯行が疑われていた同容疑者の動向確認のため、張り込んでいたベテラン捜査員らが犯行を確認し、その場で現行犯逮捕した。