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日本バスケ、きょうベネズエラ戦 順位決定リーグ 相手の3点シュート警戒 W杯


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ベネズエラ戦に向け練習する河村(左)と富樫=沖縄市体育館

 バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)の日本代表は31日の順位決定リーグ初戦、ベネズエラ戦に向けて30日、沖縄市内で調整した。取材に応じたホーキンソン(SR渋谷)は、1次リーグで35%の成功率だった相手の3点シュートを警戒し「31日の試合も狙ってくると思う。落ちたところを自分がリバウンドを拾って、セカンドチャンスを与えないことが重要」と意気込んだ。報道陣には練習の最後のシューティングのみ公開され、富樫(千葉J)や河村(横浜BC)らが精力的に3点シュートを打ち込んだ。順位決定リーグは1次リーグ各組3、4位が4チームずつ4組に分かれ、17~32位を決める。日本は31日に1次リーグF組4位のベネズエラ、9月2日に同3位と顔を合わせる。試合開始はいずれも午後8時10分。1次リーグの成績を持ち越し、同じE組だったフィンランドとは対戦しない。
(共同通信)


ベネズエラ3連敗 ジョージアに59―70 F組4位、2人故障で離脱

ジョージアに敗れたベネズエラ代表。順位決定リーグの初戦で日本と当たることになった=沖縄アリーナ

 F組のベネズエラは体格で勝るジョージアにゴール下で劣勢となり3連敗。同組4位が決まり、順位決定リーグの初戦で日本と当たることになった。ドゥロ監督は「後半は守備面でいいところがあった。まだ日本戦とフィンランド戦が残っているが、変わらず守備から試合を組み立てたい」と話した。

 ただ、けが人が出て今後は10人での戦いを強いられるという。日本の富樫(千葉J)が米国にバスケ留学していた高校でチームメートだったカレラと、バルガスの2人が故障で離脱。監督は「チームにとっては明らかに痛手だ」と嘆いた。