身に覚えのない延滞金の「救済措置」、電子マネー1万円相当だまし取られる 30代女性が被害 沖縄


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 宜野湾署は8月31日、本島中部の30代女性事務員が、電子マネー1万円相当をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。

 同署によると、7月15日に国内通信会社の社員を名乗る男から国際電話で女性の携帯電話に電話があり「サイトの登録料が1年間未払いとなっている。延滞料含めて29万9600円支払ってください」と述べたという。女性が身に覚えがない旨を男に伝えると「身に覚えがないのであれば、個人情報保護委員会より救済措置が受けられる」などとして、支払える金額分の入金を求めた。