普天間の早期閉鎖・返還を 宜野湾市長、沖縄相に要請


この記事を書いた人 金城 美智子
島尻安伊子沖縄担当相(中央右)に要請書を手渡す佐喜真淳宜野湾市長(中央左)=1日午前、内閣府

 【東京】宜野湾市の佐喜真淳市長は1日午前、内閣府に島尻安伊子沖縄担当相を訪ね、米軍普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還と同基地所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの移駐などを求める文書を手渡した。市内の主要9団体との連名で、各団体の代表らが同行した。

 佐喜真市長は「宜野湾市民の置かれている厳しい現実を直視し、要求事項を速やかに実現することを強く求める」と強調した。
 島尻氏は「防衛、外務など各所管の大臣にしっかり話したい。政府としても総力を挙げ、問題解決に向けて取り組んでいるところだ」と応じた。
 市長らは同日、菅義偉官房長官、岸田文雄外相、中谷元・防衛相にも同じく要請する。【琉球新報電子版】