食育で「へそみそ」汁作り 宜野座商工会女性部が手ほどき


社会
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仲良くみそ汁を作る児童ら=11月19日、宜野座小学校

 【宜野座】村商工会女性部(眞栄田絵麻部長)は11月19日、村立宜野座小学校で5年生の児童と一緒にみそ汁を作って食べる「食育みそ汁いっぱい運動」を行った。中には初めてみそ汁を作るという子もおり、心を込めたみそ汁を友達同士でおいしく食べた。

 みそ汁を通して子どもたちに食育や健康を考えてもらおうと、「お母さん目線」で昨年度から取り組んでいる。みそは同商工会女性部のオリジナルみそ「へそみそ」、具材のうち、葉野菜、トウガン、ネギは宜野座村産を使った。
 慣れない手つきで豆腐を切っていた仲榮眞栞大(かんた)君(11)は、隣で見ていた伊芸乃厚(のあ)さん(11)に「まだまだ初心者だね」と言われ「教えてくれないからだろ」と和気あいあい。たまに母親とみそ汁作りをするという川満涼音(りんね)さん(11)は野菜を切るのもお手のものだ。みそ汁を食べた仲座鈴蘭(すずらん)さん(11)は「トウガンがいいぐらいの大きさに切れている」と満足げだった。