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米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では3日、早朝から計画に反対する市民約250人が座り込んだ。小雨が降る中、抗議の声を上げたが、午前7時すぎに県警や警視庁の機動隊員らによって排除された。その間にクレーン車や重機を積んだトラックが複数台、基地内に入った。
埋め立てが計画される大浦湾に面したキャンプ・シュワブのレジャービーチでは、作業員らが重機を使い、袋詰めの「割栗石(わりぐりいし)」と呼ばれる砕石を砂浜に設置する様子が確認された。前知事時代に承認を受けた工事とは別の作業とみられ、県は新たな申請が必要として近く沖縄防衛局に照会する予定。
【琉球新報電子版】