西普天間 医療拠点化で連携へ 島尻氏、米高官と確認


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記者会見で語る島尻安伊子沖縄担当相=3日、ワシントンのナショナルプレスビル

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】訪米中の島尻安伊子沖縄担当相は3日、ガイス米国防次官補代理、ホルドレン米大統領補佐官と相次いで会談し、3月に返還された宜野湾市の米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区跡地で進める国際医療拠点化に向け、日米間で緊密に連携していくことを確認した。ガイス氏とは同地区への新薬の研究拠点「沖縄メディカル・イノベーション・センター(OMIC)」の設置に向け、日米の実務者レベルで課題を話し合うことで合意した。

 島尻氏は記者会見で「西普天間住宅地区をはじめ、跡地利用推進について積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
 島尻氏は4日、ボストンにあるハーバードメディカルスクールを視察し、6日に帰国する。