【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設計画をめぐり6日午前、計画に反対する市民ら約50人が名護署前に集まり、5日に名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で公務執行妨害容疑などで3人が逮捕されたことに抗議した。
県統一連の中村司代表幹事は「無抵抗の市民を不当逮捕する。こんな国家があるのか」と憤った。市民らは「仲間を返せ」「釈放せよ」などと声を上げた。
一方、シュワブゲート前には6日も早朝から市民らが集まり、抗議の座り込みをした。午前11時現在、工事関連車両のシュワブ内の進入は確認されていない。
埋め立てが予定される大浦湾の海上にはスパット台船2基と大型クレーン船2隻が停泊しているが、海上のほか、「仮設道路付け替え」工事が行われたシュワブ内の浜でも作業は確認されていない。【琉球新報電子版】