島尻氏、市長選と軽減税率自民譲歩の関係否定 12日普天間、牧港を視察


この記事を書いた人 金城 美智子

 【東京】島尻安伊子沖縄担当相は11日の閣議後会見で、同日午後に沖縄入りし、12日の西普天間住宅地区跡地の国際医療拠点形成に向けた協議会など宜野湾市を中心に視察すると発表した。消費税率引き上げに伴う軽減税率の与党内協議が大詰めを迎える中、自民党の公明党への譲歩が来年1月の宜野湾市長選の協力を得るためかとの質問には「宜野湾の選挙協力との連動性はないと考えている」と関連を否定した。
 島尻氏は12日午前、日米両政府で2017年度中の一部返還が合意された米軍普天間飛行場の東側約4ヘクタール、牧港補給地区の約3ヘクタールなどを視察する。同日午後は、一括交付金を活用した宜野湾市内の西海岸の仮設避難港などを訪れる。その後、内閣府が主催する国際医療拠点形成に関する協議会に出席する。
【琉球新報電子版】