抗告訴訟予算案を可決 県議会総企委、賛成多数


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 総務企画委員会(山内末子委員長)は14日、翁長雄志知事の米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立て承認取り消しに対して国土交通相が行った執行停止の無効化を求める抗告訴訟の予算案(1334万3千円)を賛成多数で可決した。

 吉田勝広氏(公明県民無所属)は退席し、自民は反対した。抗告訴訟の提訴を求める議案は16日の米軍基地関係特別委員会で審議し、18日の最終本会議で諮る。
 西普天間住宅地区返還跡地で沖縄防衛局が実施する非飛散性アスベストの除去作業について、防衛局が来年4月施行の改正県生活環境保全条例に基づいて作業を実施することが報告された。
 またアスベストの調査結果を近隣住民に情報提供し、自治会長と地主会長への説明、ホームページなどへの掲載も行う。